【ソウル聯合ニュース】韓国の人気ガールズグループ、ＮｅｗＪｅａｎｓ（ニュージーンズ）が所属する事務所ＡＤＯＲ（アドア）の代表取締役を解任されたミン・ヒジン氏が自身の代表取締役再任を求めた仮処分の申し立てで、ソウル中央地裁は２９日、ミン氏の訴えを却下した。

　ミン氏は先月１３日に仮処分を申請した。

　アドアは今月１７日に開いた臨時株主総会でミン氏を社内取締役に再任した。任期は来月２日から３年間。

　３０日にはアドアの取締役会が開かれる予定だが、取締役会で自身を代表取締役に再任すべきだというのがミン氏の仮処分申請の趣旨だ。

　ミン氏は今年８月に代表取締役を解任され、アドアの親会社のＨＹＢＥ（ハイブ）との対立が続いている。

　アドアの取締役会は先月、ミン氏に対し代表取締役への復帰は受け入れられないものの、社内取締役の任期を延長するとの折衷案を出した。ミン氏はこれに反発し、代表取締役への復帰を求めている。