▲写真=UTOIMAGE

 米国防総省が28日(現地時間)、北朝鮮からロシアにおよそ1万人の兵力が派遣され、一部の兵力は既にウクライナ国境近くの地域に移動したと明かした。

 米国防総省のサブリナ・シン副報道官は、報道陣に向けて「北朝鮮軍およそ1万人がロシア東部地域で訓練中」だとし「今後数週間、ロシアの軍事力を強化する予定」と伝えた。

 米国政府は当初、北朝鮮軍の派遣規模を3000人と推定していた。だが、今回の発表では1万人へと大幅に上方修正した。シン副報道官は「一部の北朝鮮軍兵力は既にウクライナ近傍に移動した」とし「北朝鮮軍が戦場に投入された場合、戦闘兵力と見なされ、合法的攻撃対象になるだろう」と警告した。

 その上で「北朝鮮軍が戦闘に参加した場合の、インド・太平洋地域の安全保障に及ぼす影響を懸念している」としつつ「北朝鮮軍がウクライナでの戦いに参加した場合、米国は、ウクライナが北朝鮮軍に向けて米国の兵器を使用することについて新たな制限を設けない方針」と明かした。

ホン・アルム記者

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