【ソウル聯合ニュース】米国内でファストフード大手マクドナルドのハンバーガー「クオーターパウンダー」を食べた客が腸管出血性大腸菌O157に感染した問題で、韓国の食品医薬品安全処は25日、原因として指摘されている農場のタマネギは、この2年間国内に輸入されていないと発表した。

 マクドナルドの関係者によると、O157感染はクオーターパウンダーに使われていた生タマネギと関連があるとみられるという。

 感染の原因として生タマネギが指摘されたことを受け、米国の大型ファストフード各社は生タマネギの使用を中止した。

 米疾病対策センター(CDC)は22日、10州で49人がO157に感染し、1人が死亡、10人が入院したと発表した。聞き取りに応じた感染者の全てがクオーターパウンダーを食べたことが分かっている。

 食品医薬品安全処の関係者は、「マクドナルドなどの国内ハンバーガーフランチャイズ本社にハンバーガーパティ、生野菜などの管理を徹底するよう要請した」と述べた。

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