【ワシントン聯合ニュース】韓国の崔相穆（チェ・サンモク）経済副首相兼企画財政部長官は２４日（現地時間）、２０カ国・地域（Ｇ２０）財務相・中央銀行総裁会議に出席するため訪問した米ワシントンで日本の加藤勝信財務相と面会し、来年の国交正常化６０年を見据え、意思疎通を続け協力関係を一層強化することを確認した。

　崔氏と石破茂内閣で財務相に就任した加藤氏が面会するのは初めて。

　崔氏は加藤氏との面会後、記者団に対し、「韓米日財務相会合を来年も続けようという話もあった」と述べた。韓米日は今年４月、初の３カ国財務相会合を行った。

　また、「韓米日財務相会合で外国為替市場での協力に関する議論をしたが、（加藤氏との面会では）これからよくやっていこうという程度（の話をした）」と述べ、為替に関する具体的な議論は行わなかったと伝えた。

　一方、崔氏はウクライナのマルチェンコ財務相とも面会し、ウクライナの再建・開発に向けた経済協力強化について議論した。