【ソウル聯合ニュース】日本のダークファンタジー漫画「ベルセルク」の大規模作品展「大ベルセルク展~三浦建太郎 画業32年の軌跡~」が、ソウルのAKプラザ弘大で来年1月5日まで開催されている。

 剣士ガッツが自身を裏切った旧友グリフィスに復讐(ふくしゅう)するため長い旅に出る物語を描くこの作品は、1989年の連載開始以来20の国・地域で刊行され、累計発行部数は6000万部を記録した。

 壮大なスケールと精密な描写で知られ、2021年に作者の三浦氏が急逝した後も親交のあった漫画家と弟子たちが連載を続けている。

 今回の作品展では約250点の複製原画が展示されており、単行本では見られないスケッチ線も残っている。

 単行本の表紙用カラー原稿、三浦氏の生前のインタビュー映像なども見ることができる。

 版元である白泉社の菅原弘文社長は、単行本より複製原稿のサイズが大きく、サイズの違いから感じられる迫力もあり、絵もより細かいところまで見ることができると説明した。

 このほか、主人公ガッツの武器である「ドラゴンころし」の実物大模型やゾッドなどキャラクターのフィギュアも楽しめる。

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