【ソウル聯合ニュース】韓国のLG電子が24日発表した7~9月期の連結決算(暫定集計)によると、本業のもうけを示す営業利益は7519億ウォン(約830億円)で、前年同期比20.9%減少した。一方、売上高は事業ポートフォリオの最適化により、前年同期比10.7%増の22兆1764億ウォンとなり、7~9月期としては過去最高を記録した。

 7~9月期の営業利益は、韓国金融経済情報メディアの聯合インフォマックスが取りまとめた市場予想の9686億ウォンを22.4%下回った

 売上高は7~9月期としては過去最大、営業利益は過去4番目の大きさだった。

 企業間取引事業の加速化などポートフォリオの最適化により、売上高は4四半期連続で前年同期を上回った。ただ中東情勢の悪化などの影響で物流費が上昇し収益性が低下した。

 事業部別では、生活家電のホーム・アプライアンス&エア・ソリューション(H&A)事業本部の売上高が前年同期比11.7%増の8兆3376億ウォン、営業利益は同5.5%増の5272億ウォンを記録した。

 テレビなどのホーム・エンターテインメント(HE)事業本部は売上高が5.2%増の3兆7473億ウォン、営業利益は494億ウォンだった。

 車載部品のビークルコンポーネント・ソリューションズ(VS)事業本部は売上高2兆6113億ウォン、営業利益11億ウォン。

 ビジネス・ソリューション(BS)事業本部の売上高は1兆3989億ウォン。新産業育成の投資などが影響し、769億ウォンの営業損失を計上した。

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