【世宗聯合ニュース】韓国の企画財政部は23日、今月末に期限を迎えるガソリンや軽油に課す「油類税」の引き下げについて、引き下げ幅を減らしたうえで12月末まで2カ月延長すると発表した。

 減税率はガソリンが現在の20%から15%に、軽油が30%から23%に縮小される。

 現在のガソリンの油類税は1リットル当たり164ウォン(20%、約18円)引き下げた656ウォンを課している。軽油は174ウォン(30%)引き下げた407ウォン。

 政府は原油価格が急騰した2021年11月から引き下げ措置を取っている。昨年1月からガソリンは25%、軽油は37%の減税率を適用し、今年7~8月はガソリンを20%、軽油を30%に縮小。9~10月もこれを維持した。

 来月からガソリンは1リットル当たり698ウォン、軽油は448ウォンが課される。

 軽油とブタンを主成分とする液化石油ガス(LPG)の油類税の減税率は30%から23%に縮小され、1リットル当たり156ウォンが課される。

 今回の油類税の引き下げ措置は年末まで維持される。

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