【TV朝鮮】(アンカー)京畿道のあるホテル従業員が宿泊客の部屋に侵入し性的暴行を行った容疑で裁判を受けています。犯人の男は実は京畿道のある基礎自治体(市町村)議会で議長まで務めた人物でした。キム・スンドン記者がお伝えします。

 (記者リポート)

 京畿道平沢市内のあるホテルです。このホテルに1人で宿泊していた女性が今年1月7日未明、突然部屋に入ってきた1人の男性から性的暴行を受けたとして警察に通報しました。

 警察はホテル従業員の40代の男を容疑者とにらみましたが、本人は容疑を否定しました。

 ホテル関係者

 「(カウンターに)マスターキーはありますが、(客室に)勝手に入ることはしません」

 在宅で立件されたこの男は今年4月、被害者の女性の体から遺伝子が検出されたことで身柄を拘束され、現在裁判が進行中です。

 警察関係者

 「自分は部屋に入っていないと犯行を否定している状態です。(しかし)DNAは科学ですから…」

 ところで被疑者の男は実は国会議員の秘書を経て平沢市に隣接した市の市議会議長まで務めた人物でした。

 また前回の統一地方選挙では市長にも立候補していました。

 共に民主党京畿道党は今月18日に緊急の倫理委員会を開き、この男を党から除名しました。

 水原地裁平沢支院では来月13日に一審判決が宣告されます。TV朝鮮、キム・スンドンがお伝えしました。

(2024年10月22日放送 TV朝鮮『ニュース7』より)

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