【ソウル聯合ニュース】韓国の韓悳洙(ハン・ドクス)首相は22日の記者会見で、法律で定める高齢者の定義を引き上げることについて、「女性と高齢者をどのように活用するかが成長の潜在力を高めることに極めて重要だ」として、「重要な問題とみて、検討していく」との考えを示した。

 社団法人「大韓老人会」の李重根(イ・ジュングン)会長は21日の就任式で政府に対し、高齢者の定義を現在の65歳から75歳に引き上げるよう提案した。

 韓首相は「わが国は基本的に人手が足りず、多くの外国人を迎え入れている」として、「それが成長潜在力を低下させる重要な要因の一つ」と指摘。「老人会の提案をしっかり検討する必要がある」と強調した。

 また、「社会的なコンセンサスが必要」とし、労働界、経済界、政府による協議会で課題に設定し議論を進めていると明らかにした。

ホーム TOP