▲祖国革新党の曺国(チョ・グク)代表/聯合ニュース

 祖国革新党の曺国(チョ・グク)代表は21日、野党・共に民主党に対し「今の通常国会での検察改革4法成立に向け協力してほしい」と訴えた。

 曺代表は「検察権力と利害を同じくする勢力を擁護することが検察の本来の姿だ。検事の弾劾よりも重要なことは検察の解体だ」と主張した。

 祖国革新党は26日にソウル市瑞草洞の検察庁前で「検察解体・尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領弾劾宣言大会」を開催し、来月以降も大邱を皮切りに国民に弾劾の必要性を訴える「弾劾喫茶」をオープンする計画だ。

 曺代表は「尹大統領政権退陣に向け今後はアクセルを踏んでいかねばならない」「金建希(キム・ゴンヒ)免罪符発布、明太均(ミョン・テギュン)国政壟断(ろうだん、利益を独占すること)公認介入などは政権退陣で決着をつけねばならない」とも強調した。

 祖国革新党が今年8月に党として国会に提出した検察改革4法は起訴と公訴を維持する公訴庁を設置する公訴庁法、重大犯罪捜査庁が捜査を担当する重大犯罪捜査庁法、在宅捜査の原則、証拠捜査主義、別件・他件捜査禁止などの人権保護規定を含む捜査手続きなどがその核心だ。

 曺代表は「検察改革4法の成立は共に民主党の協力なしには不可能で、共に民主党の選挙公約でもある」「国民との約束を実行に移せば検察独裁を終わらせることができる」と主張した。

 祖国革新党は共に民主党との「協力と競争」を今後も維持したいとしている。

 曺代表は「野党第一党の共に民主党は祖国革新党がわずか12議席の小さい政党だと無視すべきではない」「それは政権交代にプラスにならないだろう」とも訴えた。

チ・ジョンヨン記者

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