【ソウル聯合ニュース】韓国の最大野党「共に民主党」は18日、輸入車ディーラーの株価操作事件に関与した疑いが持たれていた尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の妻、金建希(キム・ゴンヒ)氏について、検察が不起訴処分にしたことに反発し、沈雨廷(シム・ウジョン)検事総長の弾劾訴追案を提出する方針を決めた。

 弾劾訴追の手続きや時期などは党内で協議し決める。

 国会で検察官の弾劾訴追案を可決するには在籍議員の過半数の賛成が必要だ。共に民主党は国会(定数300)で170議席と過半を占めており、沈氏の弾劾訴追案は可決するとみられる。

 韓国で検事総長の弾劾訴追案が提出されたことはあるが、可決したことはない。検事総長の弾劾訴追案が提出されれば憲政史上7回目で、2001年以来となる。

 2022年の尹政権発足後、国会では共に民主党主導で5人の公職者の弾劾訴追案が可決した。共に民主党は李在明(イ・ジェミョン)代表の捜査を担当した検事ら4人の弾劾訴追も進めている。

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