▲韓国が9日(現地時間)、米ニューヨークの国連本部で行われた国連人権理事会の理事国改選で選出された。写真=駐国連韓国代表部

 韓国が9日(現地時間)、国連人権理事会の理事国に選出された。韓国は同日、米ニューヨークの国連本部で行われた国連人権理事会の理事国改選で、キプロス、マーシャル諸島、カタール、タイなどとともに3年(2025-27年)任期の理事国に選出された。国連人権理事会は、国際社会の人権と基本的な自由を増進し、重大かつ組織的な人権侵害に対処し、勧告する役割を担う。

 今年の改選では、アジア・太平洋地域の理事国5枠を巡り、計6カ国が立候補した。韓国は同日、投票参加国190カ国のうち161カ国の支持を得て、6カ国中4位で理事国に選出された。韓国はこれまで2006-08年、2008-11年、2013-15年、2016-18年、2020-22年の計5回、理事国に選出されている。2022年にアジア・太平洋地域の理事国4枠を巡って行われた選挙では落選した。今回の選挙ではサウジアラビアがアジア・太平洋地域候補6カ国のうち最も少ない117カ国の支持しか得られずに落選した。

 韓国外交部(省に相当)は「政府は今後3年間、人権理事会の理事国として北朝鮮の人権問題を含む主要国際人権問題の議論および人権保護・増進のための国際社会の努力に積極的に参加していく」と述べた。

ニューヨーク=尹柱憲(ユン・ジュホン)特派員

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