▲写真=NEWSIS

 ケガの影響により、ソン・フンミン(32)=トッテナム・ホットスパー=が今月のヨルダンやイラクとのサッカー2026年ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選2連戦で韓国代表リストから外された。大韓サッカー協会は4日、「ソン・フンミンは左太ももの負傷で休養が必要だと判断し、選手保護のため10月の招集から除外することを最終決定した。洪賢錫(ホン・ヒョンソク、25)=マインツ=を代わりに招集した」と明らかにした。洪賢錫は今シーズン、ベルギー・リーグを離れてドイツ・ブンデスリーガ入りし、着実に先発出場の機会を手にしている。リーグ4試合に出場し、1アシストを記録している。

 ソン・フンミンは先月27日、欧州サッカー連盟(UEFA)ヨーロッパリーグ(EL)のカラバフFK(アゼルバイジャン)との試合で、ハムストリング(太もも裏の筋肉)の痛みで交代し、三日後に行われたイングランド・プレミアリーグ(EPL)のマンチェスター・ユナイテッド戦を欠場した。当時はチーム練習をこなしており、まもなく復帰できるだろうと思われたが、今月4日にアウェーで行われたELのフェレンツヴァーロシュTC(ハンガリー)戦にも同行しなかった。

 洪明甫(ホン・ミョンボ)韓国代表監督は先月30日に選手リストを発表した際、一応ソン・フンミンを入れていたものの、「無理して出場させることはない。ソン・フンミンが出場できない場合のプランBも用意した」と話していた。韓国代表メンバーの招集が1週間を切った時点でもソン・フンミンが実戦に復帰できず、回復ペースが遅いことから、結局代わりの選手を招集することにしたものだ。韓国代表チームは10日にヨルダンとのアウエーゲーム第3戦、15日には竜仁ミル・スタジアムでイラクとの第4戦を行う。

キム・ヨンジュン記者

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