【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子は1日、日本のNTTドコモと次世代通信分野の人工知能(AI)技術を共同研究するための業務協約を結んだと発表した。

 サムスン電子によると、両社は今回の協約を通じて、実質的なネットワーク品質の満足度を向上させるとともに、次世代通信規格「6G」時代に備えて市場のニーズを満たすための重要な協力基盤を整えた。

 今回の共同研究は、ユーザーの通信サービス体感性能と事業者のシステム運営効率を高めるのに寄与するとみられる。

 NTTドコモの佐藤隆明副社長は、サムスン電子との技術協力は通信産業でAI基盤の革新を早め、6Gのような次世代通信に対する共通のビジョンの実現が可能になるだろうと話した。

 サムスン電子デバイスエクスペリエンス(DX、モバイル・家電)部門の田敬薫(チョン・ギョンフン)最高技術責任者(CTO)は「NTTドコモとの共同研究は通信システムのためのAI技術開発に重要な役割を果たすことになるだろう」とし「両社の進んだ技術力と専門性を結合して次世代通信研究でシナジーを創出するだろう」と述べた。

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