【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は1日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が前日にサッカー女子のU―20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)で優勝した選手らを党中央委員会本部庁舎に招き、「国中に喜びを与えてくれた鼓舞的な慶事、愛国的な壮挙」と称賛したと報じた。

 金正恩氏は、大会でMVPと最多得点に輝いたチェ・イルソン選手とリ・ソンホ監督の功績を高く評価したという。公開された写真で、金正恩氏は満面の笑みで選手たちに向かって親指を立てている。

 キム・イルグク体育相、サッカー協会のシン・ヨンチョル書記長も同席したという。

 サッカー女子北朝鮮代表は先月23日(現地時間)、コロンビアで開かれたU―20W杯決勝で日本を破って大会通算3度目の優勝を果たし、ドイツ、米国と共に歴代最多優勝国となった。  

 スポーツ好きとして知られる金正恩氏は、国際大会で優勝したスポーツ選手をたびたび招いて激励している。

 2015年には東アジアサッカー連盟(EAFF)東アジアカップで優勝し、帰国した女子選手団を空港で出迎えた。

 北朝鮮はU―20W杯優勝直後の先月24日に朝鮮労働党機関紙、労働新聞の1面トップで迅速に報道し、代表チームの帰国や歓迎ムードを詳しく伝えるなど優勝を大々的にアピールした。

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