【ソウル聯合ニュース】韓国でこの5年間、栄養失調患者数が3倍近く増えたことが24日、分かった。新型コロナウイルスの流行や物価高・高金利の影響とみられる。

 最大野党「共に民主党」の全真淑(チョン・ジンスク)国会議員が国民健康保険公団から提出を受けた資料によると、2019年から今年上半期(1~6月)までに健康保険で栄養失調の診療を受けた人は計6万3274人だった。

 特に、新型コロナの流行時に大幅に増加した。19年には6245人だったが、昨年には1万6634人と2.7倍に増えた。今年は上半期に8540人が栄養失調で受診し、昨年1年間の51.3%に上った。下半期を合わせると、この5年で最多になる見通しだ。

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