【TV朝鮮】（アンカー）

　釜山でも二日間で300ミリメートルを超える豪雨が降りました。トラック2台がすっぽりとはまるほどの大きな道路陥没が発生しましたが、けが人などがいなかったのは幸いです。イ・グァンヒ記者がお伝えします。

　（記者リポート）

　陥没した道路にトラック2台がはまりましたが、ギリギリの所で引っかかっています。

　「すごく大きく道路が陥没した」

　その後、さらに道路が陥没し、トラックは完全に穴の中に落ちてしまいました。

　今日午前8時45分ごろ、釜山市沙上区内のある道路で、大規模な道路陥没が発生しました。

　縦10メートル、横5メートルで、深さは8メートルにもなります。

　（キム・ヨンハクさん　／近隣住民）

　「見てみたら、地面がマンホールごと消えていた。電柱も中に落ちてしまったそうだ」

　排水作業の支援に来ていた消防作業車とその横を通行していた5トントラックが共に転落しましたが、車に乗っていた人々は完全に道路が陥没する前に避難し、幸いなことに負傷者などはいませんでした。

　（消防関係者）

　「排水支援で現場に行ったのですが、その横にシンクホール（地下の空洞化による穴）が発生したという状況です」

　事故地点の反対側の車線でも別の大規模陥没が発生しました。事故時、釜山市内には200ミリメートルを上回る豪雨が降っていました。

　この周辺では地下鉄の建設工事が行われています。

　釜山市沙上区では先月21日にも直径5メートル、深さ3メートルの道路陥没が発生するなど、こうした事故は今年に入って7回目です。

　沙上区庁は関係機関と共に道路陥没の原因を調べています。TV朝鮮、イ・グァンヒがお伝えしました。

（2024年9月21日放送　TV朝鮮『ニュース7』より）

チョソン・ドットコム／朝鮮日報日本語版