【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦（ユン・ソクヨル）大統領は２２日早朝、チェコへの公式訪問を終え、帰国した。

　２泊４日の日程で同国を訪問した尹大統領はパベル大統領、フィアラ首相と相次ぎ会談し、７月に優先交渉権を得たチェコのドコバニ原子力発電所の新設に関し、本契約に向けた協力を求めた。

　両国は来年に国交正常化３５年と戦略的パートナー関係構築１０年を迎える。これに合わせ、両国は原発を含む戦略的パートナー関係の強化に関する共同声明を採択した。声明には▼原子力▼貿易・投資▼科学・情報通信技術▼サイバー安全保障▼観光・文化――などの分野で協力を強化する内容が盛り込まれた。

　韓国首脳がチェコを公式訪問するのは９年ぶりだった。