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北朝鮮の新駐キューバ大使が信任状提出 協力強化に意欲
【メキシコシティ聯合ニュース】北朝鮮のハン・スチョル新駐キューバ大使が信任状を同国のバルデスメサ副大統領に提出し、キューバとの協力強化に意欲を表明した。キューバ大統領府が19日(現地時間)、発表した。
ハン氏はあらゆる分野で両国の協力関係を強化、拡大するため積極的に努力する考えを示した。バルデスメサ副大統領は北朝鮮を「姉妹国」と呼び、「貴国との関係は変わらず続き、北朝鮮はいつでもキューバを頼ることができる」と述べた。
北朝鮮は先月、朝鮮労働党国際部副部長だったハン氏を駐キューバ大使に任命したと発表した。前任のマ・チョルス氏は2月の韓国とキューバの国交樹立発表から1カ月後の3月に離任しており、韓国とキューバの国交樹立の責任を問われたとの見方が出ていた。
昨年11月に韓国に亡命した元在キューバ北朝鮮大使館参事官のリ・イルギュ氏は聯合ニュースのインタビューに、韓国とキューバの国交樹立後に大使館員が北朝鮮に呼び戻されたと話した。
この日は北朝鮮をはじめカタール、オランダなど9カ国の大使が信任状を提出した。韓国は年内に首都ハバナに大使館を開設する予定だ。