【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部は19日、北朝鮮が前日にごみなどをぶら下げた風船約160個を飛ばし、このうち約30個がソウルやソウル近郊の京畿道北部に落下したと発表した。

 同本部は落下物について、紙類、ビニール、ペットボトルなど生活ごみだとし、「分析の結果、安全を脅かす物質はなかった」と説明した。 現在、空中で識別される北朝鮮の風船はないという。

 風船の大きさはは直径約2~3メートル、長さ約3~4メートル。風船には複数の袋がぶら下げられており、風船の数と落下物の数は必ずしも一致しないという。

 北朝鮮は韓国民間団体の体制批判ビラ散布に反発して今年5月からごみ風船を飛ばしており、今回で21回目となる。

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