【ソウル聯合ニュース】韓国の国会議員でつくる韓中議員連盟に所属する与野党の議員約10人が18日、中国の全国人民代表大会(全人代=国会)の「中韓友好小組」との会談のために訪中した。

 一行は3日間の日程で中国に滞在し、中韓友好小組との公式会談を通じて両国間の外交関係強化や議会レベルの交流協力増進について議論する。

 また中国共産党序列3位の趙楽際・全人代常務委員長や王毅共産党政治局員兼外相とも会談する予定という。

 代表団には韓中議員連盟会長の金太年(キム・テニョン)議員(最大野党「共に民主党」)、首席副会長の金成願(キム・ソンウォン)議員(与党「国民の力」)、事務局長の洪起元(ホン・ギウォン)議員(共に民主党)などが参加した。

 中韓友好小組は、全人代メンバーによる韓中議員交流のための集まりで、韓国側の韓中議員連盟のカウンターパートに当たる。

 同議連は今回の訪中について、4月の韓国総選挙以降、議連執行部が改編されたため中国側との顔合わせのためとし、「韓中間の外交関係を復元し議会レベルの協力強化を模索する重要な機会になる」と説明した。また今年11月には中韓友好小組側が訪韓し合同総会を開く予定とし、「今回の訪中を通じて11月の行事を成功させるための準備ができるだろう」と述べた。

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