【ソウル聯合ニュース】韓国世論調査会社のリアルメーターが16日に発表した調査結果によると、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は27.0%で、前週の調査から2.9ポイント下落した。不支持率は2.6ポイント上昇の68.7%だった。調査は9~13日に全国の18歳以上の2503人を対象に実施された。

 支持率は同社の調査でこれまで最低だった2022年8月第1週(29.3%)を下回り、現政権発足後の最低記録を更新した。

 リアルメーターは、金建希(キム・ゴンヒ)夫人を巡る疑惑や、昨年の水害で行方不明者を捜索中だった海兵隊員が殉職した事故に絡み、捜査に圧力がかけられた疑惑を政府から独立した特別検察官に捜査させるための特別法などに対し野党からの攻勢が続くなか、秋夕(チュソク、旧暦8月15日)連休を前に家計の体感物価が上昇したことが悪材料となったと分析した。

 一方、12~13日に全国の18歳以上の1001人を対象に実施した政党支持率の調査によると、保守系与党「国民の力」は前回調査より1.6ポイント下落の33.0%、革新系最大野党「共に民主党」は0.5ポイント下落の39.6%だった。

 「祖国革新党」は2.9ポイント上昇の10.7%、「改革新党」は0.1ポイント上昇の4.2%、「進歩党」は1.3ポイント下落の0.9%、支持政党がない無党派層は9.8%だった。 

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