【世宗聯合ニュース】韓国の統計庁が11日に発表した雇用動向によると、8月の失業率は1.9%で前年同月に比べ0.1ポイント改善した。失業者数は56万4000人で、前年同月比9000人減少した。

 8月の就業者数は2880万1000人で、前年同月比12万3000人増えた。就業者数の増加幅は5月(8万人)と6月(9万6000人)に10万人を下回ったが、8月は7月(17万2000人)に続き2カ月連続で10万人を超えた。

 ただ、30万人を上回った年初と比較すると雇用増加の勢いは明らかに鈍化している。

 産業別では製造業の就業者が3万5000人減少し、2カ月連続でマイナスとなった。

 建設業の不振も4カ月続いている。建設業の就業者は前年同月比8万4000人減り、減少幅は2017年に行われた産業分類の第10次変更以降で最大となった。

 15歳以上の就業率は63.2%で、前年同月比0.1ポイント上昇した。8月としては統計を取り始めた1982年7月以降で最も高かった。

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