▲写真=UTOIMAGE

 米国の高校で、生徒の前で学校のマスコットと一緒にセクシーダンスを踊った校長が、ダンス動画が公開された直後に教頭に降格となり物議を醸している。

 米紙ニューヨーク・ポストなどが5日、報じた。それによると、米カリフォルニア州にある高校のロバート・ヌネス校長は最近、学校の応援イベントで学校のマスコットと一緒にストリップ劇場を思わせるようなダンスを踊った。

 動画を見ると、学校のマスコットが、椅子に座っている校長の前でお尻を振るパフォーマンスを披露し、校長は金色の紙吹雪を投げている。

 さらに、校長は自身の座っていた椅子にマスコットを座らせると、マスコットの体を手でなで回すような仕草をした。

 その上で「ここで起きたことはここに置いておく!」と叫んだ。これは、ラスベガスを表現する有名なフレーズ「ラスベガスで起きたことはラスベガスに置いておく(What Happens in Vegas, Stays in Vegas、旅の恥はかき捨て)」をもじったものだ。

 校長がダンスする動画はインターネット上で大きな話題となり、一部の保護者はダンスが扇情的で不適切だと苦情を寄せた。騒動が拡大すると、学校側は校長を休職処分とし、教頭に降格させた。

 学校側は「今回の出来事に関わった全ての教職員は是正措置を受けた。来年初めに新しい校長を正式に選任するまでは、校長代理が学校を運営する」と説明した。

 ただし、一部の生徒や保護者たちはヌネス校長に対する処分が重すぎるとして反発した。校長を擁護する生徒や保護者は「悪意を持ってやったことではなかった」「私は二人の子どもをこの高校に通わせているが、動画を見て不快な気分にはならなかった」「事態が大きくなりすぎた」などの反応を見せた。

キム・ミョンイル記者

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