▲富士通レッドウェーブの選手団。(写真=WKBL提供)

 韓国で行われた女子プロバスケットボールの「2024ウリ銀行 パクシンジャカップ」は8日、決勝が行われ、日本の富士通レッドウェーブがトヨタ自動車アンテロープスとの日本勢対決を制して優勝した。富士通は忠清南道牙山市の李舜臣体育館で行われた決勝戦で、トヨタを76-55で破った。2023-24シーズンのWリーグ(バスケットボール女子日本リーグ)を制した富士通は、今回初めてパクシンジャカップに出場し、優勝を果たした。優勝賞金は3000万ウォン(約320万円)。昨年はトヨタが優勝している。トヨタは7日の準決勝でハナ銀行を破り、富士通は釜山BNKに完勝した。

 大会MVP(最優秀選手)には満場一致で富士通の宮澤夕貴(183㎝)=31=が選ばれた。宮澤は今大会5試合で平均15.6点、9.4リバウンド、3.8アシストをマークした。パクシンジャカップは「韓国女子バスケのレジェンド」と呼ばれるパク・シンジャさんの名前を冠して2015年に創設された大会で、今年で10回目。韓国女子バスケットボール連盟(WKBL)6球団と、日本のトヨタ、富士通、日立ハイテククーガーズ、台湾のキャセイ・ライフの10チームが出場した。

ヤン・スンス記者

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