▲写真=2024年3月21日 NEWSIS

 現在、46本塁打-46盗塁。「50-50」まであと4つずつとなった。残りはあと19試合だ。9日、米大リーグ(MLB)ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平(30)が5回裏、クリーブランド・ガーディアンズの先発投手タナー・バイビーの2球目をたたくと、白い放物線がドジャースタジアムのライト側ファウルポールの上を通過し、ホームプレートから137メートル離れた地点に落ちた。大谷は打席でしばらく打球を見つめてホームランであることを確認した後、歓喜の中でベースを回った。大谷の超大型ホームランは、ニューヨークにある大リーグ事務局のビデオ判定を経て初めて認められた。大谷はこの本塁打により、2021年ロサンゼルス・エンゼルス時代に出した自身の1シーズン最多本塁打に並んだ。あと1本で秋信守(チュ・シンス)=現:SSGランダース=が持つアジア出身選手最多本塁打(218本)と並ぶ。

 大谷はこれに先立ち3回二死後、センター前ヒットで出塁したが、けん制球に引っかかってアウトとなり、47盗塁は失敗に終わった。ドジャースは同日、ガーディアンズに4-0と完勝した。ドジャースは2連勝をマークし、ナショナルリーグ西地区で2位のサンディエゴ・パドレスとのゲーム差を6ゲームに広げた。

 大谷は今シーズン46号ホームランを放ち、大リーグ1シーズン46本塁打-46盗塁を成し遂げた唯一の選手としてその名前を刻んだ。これまで「40-40」を成し遂げた6人の中でも、ホームランを最も多く打ったのは2024年の大谷だ。大谷が欠場せずにドジャースの残り試合すべてに出場し、現在のペースで行けば、本塁打-盗塁とも52まで可能性がある。ナショナルリーグ本塁打2位のマーセル・オズナ=アトランタ・ブレーブス=との差を9本に広げ、本塁打王は事実上、ほぼ確実なものになった。

姜鎬哲(カン・ホチョル)記者

ホーム TOP