【ソウル聯合ニュース】韓国女性家族部は2日、全国の広域自治体(17市・道)を対象に、旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」の実態調査を実施中だと発表した。

 実態調査は、被害者に関する虚偽情報の流布を処罰する規定が盛り込まれた法案が提出されたことを受け、関連情報を把握するために実施された。少女像の損壊を防ぐ目的もある。調査の範囲には中央官庁と地方自治体の主導で設置された少女像だけでなく民間団体が建てた少女像も含まれる。

 同部は「政府レベルで少女像の状況を把握するのは今回が初めて。正確ではないが、全国に設置された少女像は150体余りと推定される」と説明した。

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