社会総合
韓国 きょうのニュース(8月26日)
◇大量の移動式発射台誇示も 北朝鮮はミサイル不足か
情報機関、国家情報院は26日に開かれた国会情報委員会の全体会議で、北朝鮮が弾道ミサイルの移動式発射台(TEL)250台を前線部隊に配備すると主張したことに関連し、TEL約250台がメディアで公開されたため、その程度の数のTELを持っているとみなすことはできるが、TELの数に見合ったミサイルが用意できるかについては疑問を持っていると報告した。同委員会の与野党の幹事が記者会見で伝えた。
◇イスラエルに韓国人180人が入国 政府は出国勧告
イスラエルとレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの攻撃の応酬により、現地の緊張状態が高まるなか、約180人の韓国人が宗教行事に参加するためイスラエルに入国したことが26日、分かった。現地の韓国公館が確認したという。これを受け、イスラエルに滞在する韓国人は約500人から約680人に増えた。政府はイスラエルに滞在する国民に早期出国を強く勧告しており、該当宗教団体に対しても直接・間接的に出国を勧告している。
◇韓国人は放射線検査過多か 米国の7倍
韓国人が昨年、レントゲン撮影やコンピューター断層撮影(CT)など放射線検査を1人当たり平均7.7回受けたことが26日、疾病管理庁の資料で分かった。昨年行われた放射線検査は約3億9800万回で、それぞれの被ばく線量を足した総数は16万2106人・シーベルトだった。国民1人が平均で3.13ミリシーベルトの医療被ばくをした計算になる。国民1人当たりが1年に受ける放射線検査の回数はスイス(2018年)と米国(2016年)は1.1回、欧州36カ国(2014年)の平均が0.5回で、韓国の7.7回はこれを大幅に上回っている。
◇サッカー・W杯アジア最終予選のメンバー発表 梁民革ら4人が初選出
サッカー男子韓国代表の洪明甫(ホン・ミョンボ)監督は9月に行われる2026年サッカー・ワールドカップ(W杯)のアジア最終予選のメンバー26人を発表した。韓国代表は来月5日にソウルワールドカップ競技場でパレスチナと第1戦を行い、同月10日(日本時間)にオマーンと敵地での第2戦に臨む。プロサッカー・Kリーグ1部で首位を走る江原FCの躍進を導いたFW梁民革(ヤン・ミンヒョク)をはじめ4人が初の代表入りを果たした。18歳の梁は来年1月にトットナム入団が決まっており、韓国選手として最年少でのイングランド・プレミアリーグ進出となる。洪監督はメンバー選出にあたり「安定の中に変化」を与える選択をした。