【ソウル聯合ニュース】韓国気象庁は25日、最高気温が33度を超える猛暑となった日数が8月1~23日に14.3日となり、8月としては2018年(14.1日)を抜き過去2番目の多さとなったと発表した。

 1973年の観測開始以来、8月に猛暑の日が最も多かったのは2016年の16.6日だった。

 16年は7月まで猛暑の日は一日もなかったが、8月に急激に暑くなった。ただ、9月は33度を超える日はなかった。18年も7月から猛烈な暑さとなったが、9月は33度以上となった日はなかった。

 今年は7月に猛暑の日は4.3日と相対的に少なかったが、8月に本格化的に蒸し暑くなり、9月も残暑が厳しくなる見込みだ。

 気象庁によると、来週初めも猛暑と熱帯夜が続き、週半ばから台風10号が日本列島に接近する影響で暑さが一時的にやわらぐが、その後は再び猛暑や熱帯夜となる見通しだ。

 ソウルは7月21日から37日連続の熱帯夜となり、歴代最長記録を更新している。

 一方、猛暑を引き起こしている朝鮮半島上空のダブル高気圧の勢力に押され、今夏に韓国に影響を及ぼした台風の数は例年より少ない1個にとどまっている。

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