【ソウル聯合ニュース】韓国疾病管理庁は22日、今年の熱中症監視システムの運用が始まった5月20日から今月21日までに病院に搬送された熱中症患者が累計で3019人に、熱中症が原因と推定される死者は計28人になったと発表した。

 21日に搬送された熱中症患者は23人だった。

 監視システムが設置された2011年以降、最も多くの熱中症患者が搬送されたのは18年の4526人で、このうち48人が死亡した。今夏はこれに次ぐ多さとなった。

 これまで2番目に多かったのは2818人を記録した2023年だったが、今年は既にこれを上回った。

 気象庁は9月初めまで猛暑と熱帯夜が続くと予想している。監視システムは毎年9月30日まで運用されるため、今年の熱中症患者数はさらに増える見通しだ。

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