▲イラスト=UTOIMAGE

 宅配便の配達員が、破損の懸念がある電子製品の箱を玄関先に放り投げる動画が公開され、物議を醸している。このエピソードを明かした投稿は20日までに120万回以上読まれている。

 インターネットのあるコミュニティーサイトには17日「XX(宅配業者)にパソコンの配送を頼まないでください」と題する投稿が寄せられた。

 投稿者のAさんは最近パソコンを注文し、16日に配送が完了したとして、配達員が荒っぽく箱を玄関前に置いて立ち去る動画を公開した。

 Aさんは「私はそのとき家にいて、ドスンという音がしたので驚いて確認しに行きました」として「エレベーターのないマンションの5階なので(返品して新品を配送してもらうのは配達員に申し訳ないと思い)、問題がないなら使おうと考えました。ところが開けてみたら部品が壊れていたので、返品をお願いしました」と主張した。

 翌17日には、返品した製品の代わりとなる新しいパソコンが配送されてきたが、今度は配達員がパソコンの箱を玄関前に放り投げる様子が防犯カメラに映っていた。

 Aさんが公開した映像を見ると、配達員は階段を上り終える前にイライラした様子で箱を玄関の前に放り投げている。

 Aさんは「私も配達の仕事をしたことがあるので、エレベーターのない建物がどんなに大変か分かっています」としながらも「それならば私に電話でもしてくれればいいのにと思います」とつづった。

 これに対し、ネットでは「感情を込めてわざと投げているように見える」「配達員たちが苦労しているのは事実だけど、あんなふうに荷物をぞんざいに扱う人は配達の現場にいてはいけない」「真面目にきちんと配送している他の配達員たちに被害を与える振る舞いだ」などの反応が見られた。

キム・ミョンイル記者

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