▲イラスト=UTOIMAGE

 モデルのファン・セオンがこのほど、キム・ジンギョン、チョン・ホヨンらモデル仲間たちと日本へ旅行で行ってきた時の写真を交流サイト(SNS)に投稿したところ、アンチコメントが多数寄せられて炎上している。日本の植民地支配からの解放記念日「光復節」(8月15日)に日本へ旅行で行った人々を探し出して批判する、いわゆる「光復節検閲」をするネットユーザーたちからの指摘が相次いだものだが、とうとうファン・セオンは「光復節当日は韓国で仕事をしていた」と釈明した。

 ファン・セオンは16日、「インスタグラム」の「ストーリー」で、「誤解を解きたい。今週の月曜日(12日)から韓国にいた。センシティブなことなのでご心配くださってありがたいと思っている」「光復節当日も一生懸命仕事をしていた」と述べた。

 ファン・セオンは13日と14日にキム・ジンギョン、チョン・ホヨンと一緒に沖縄へ旅行で行った時の写真をインスタグラムに投稿した。キム・ジンギョンとチョン・ホヨンは13日に旅行時の写真を掲載していた。キム・ジンギョンは写真と共に「週末があっという間に過ぎた」という文も投稿した。

 ファン・セオンは16日にもインスタグラムの個人アカウントのストーリーにチョン・ホヨン、キム・ジンギョンと一緒に旅行中に撮ったとみられる動画を投稿していた。

 これに対して一部のネットユーザーの間では「日本を旅行中の人々が世論を意識して、わざと光復節だけを避けて写真を載せたのではないか」という推測が出て、これがアンチコメントにつながった。

 ファン・セオンの釈明によると、3人は先週旅行を終えて、12日に韓国に帰ってきたとみられる。しかし、依然として一部のネットユーザーたちは「芸能人が日本へ旅行で行った時の写真そのものを見たくない」「あえて光復節がある週に写真を載せたのだから、誤解を招くのは当然だ」などの批判を浴び続けている。

 これに対して、光復節検閲は行き過ぎだという意見もある。

 ネットユーザーたちは「祝日にいちいち言いがかりをつけて芸能人を非難する人々を告訴してほしい」「三一節(独立運動記念日)や光復節になると、芸能人のSNSを見て回って検閲するのはやめろ」「光復節検閲は愛国ではない」「光復節の意味を胸に刻み、意義深く過ごすのはいいことだが、誰かをののしるのに利用するのはよくない」などのコメントを寄せている。

キム・ジャア記者

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