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新警察トップが就任「犯罪予防強化で国民の安全度高める」=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国警察トップの趙志浩(チョ・ジホ)警察庁長(56)は12日、就任演説で「犯罪と事故から安全な日常を守る」として「予防中心の警察活動を強化し、国民の皆さんが体感する安全度を高めていく」と述べた。
趙氏はこの日午前、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領から任命状を授与され、午後に国立墓地の国立ソウル顕忠院・警察記念公園を参拝した後、就任式に臨んだ。
演説で趙氏は「パトロールと地域社会の警察活動を連携させて国民との接点を広げる」としながら「多くの家庭を破綻させ、未来世代まで脅かす悪質な詐欺、薬物、賭博犯罪を必ず根絶させる」と強調した。
同氏は警察庁治安状況管理官などを経て2022年に尹大統領の政権引き継ぎ委員会に派遣され、人事検証業務を行った。今年1月から任命直前までソウル警察庁長を務めた。任期は26年8月までの2年間だ。