▲イラスト=UTOIMAGE

 未成年者に対する性的暴行などの罪で服役し、芸能人として初めて電子足輪を装着した人気グループRoo’Ra(ルーラ)の元メンバー、コ・ヨンウクが、YouTubeチャンネルを開設した。

 コ・ヨンウクは5日、自身のX(旧ツイッター)で「恥ずかしい人生を歩んできた」として「家で泣き言を言いながらボロボロに老いているような気がして、無気力な日常から抜け出すために、ふと思い立ってYouTubeを始めることにした」と報告した。

 YouTubeチャンネルの名前は「Go! ヨンウク」で、この日の時点では「Fresh(フレッシュ)」というタイトルの動画が1本投稿されている。動画ではコ・ヨンウクの歌が流れ、愛犬の姿や自身の過去の写真が映し出されている。

 動画は6日午前現在で約2700回再生され、チャンネル登録者数はおよそ100人。コメント欄は閉じられている。

 コ・ヨンウクは2013年、未成年者に対する性的暴行および強制わいせつの罪で実刑判決を受けた。コ・ヨンウクは2010年7月から12年12月にかけて、自身の事務所や車の中などで、未成年者3人に対し4度にわたって性的暴行およびわいせつな行為を行ったとして起訴された。

 裁判では懲役2年6カ月の実刑判決を受けて服役し、2015年に満期出所した。また、個人情報公開・告知5年、位置追跡のための電子装置装着3年の刑も宣告され、出所後3年間は電子足輪を装着していた。

 コ・ヨンウクはYouTubeを開設する前の2020年11月、インスタグラムのアカウントを開設したが、アカウントはすぐに削除された。当時コ・ヨンウクは「社会とコミュニケーションを取りたい」としてSNS(交流サイト)を通じて復帰を試みたが、一日でアカウントが削除されてしまった。

 インスタグラムには「有罪判決を受けた性犯罪者はインスタグラムを使うことができない」との規定がある。当時はこれに関する通報が相次いだため、インスタグラム側が規定に基づいてコ・ヨンウクのアカウントを削除したという。

キム・ジャア記者

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