◇猛暑続く中で大雨 各地で被害相次ぐ

 韓国で記録的な猛暑と熱帯夜が続くなか、5日午後から全国各地で短時間に激しい雨が降った。気象庁によると、6日までの1時間当たりの最大降水量は全羅南道務安郡で102ミリ、慶尚北道漆谷郡で98ミリ、京畿道楊平郡で86ミリ、大邱市達城郡で77.5ミリ、京畿道驪州市で62ミリ、全羅南道長城郡で60.5ミリ、慶尚北道義城郡で56.1ミリなど。局地的な大雨で、落雷による停電や火災、住宅や道路の浸水などの被害が相次いだ。

◇バド女子金の安洗塋による協会批判 政府「経緯把握し改善検討」

 パリ五輪のバドミントン女子シングルスで金メダルを獲得した安洗塋(アン・セヨン)が、決勝後のインタビューで大韓バドミントン協会の選手育成やトレーニング方法、意思決定体制などを批判したことに関し、文化体育観光部は報道資料を出し、「現在五輪が開催中のため大会が終了次第、正確な事実関係を把握し、結果に応じて適切な改善措置の必要性を検討する予定」と発表した。

◇放送4法の再議要求案を閣議決定 国会で再審議へ

 政府は韓悳洙(ハン・ドクス)首相の主宰で閣議を開き、「放送4法」(放送通信委員会法、放送法、放送文化振興会法、韓国教育放送公社法)改正案の再議(審議やり直し)要求案を議決した。最大野党「共に民主党」の主導で野党が単独で可決した同改正案は、先月30日に国会から政府に送られた。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が再議要求案を承認すれば、放送4法は国会で再審議されることになる。尹大統領の再議要求権(拒否権)の行使期限は今月14日までだ。  

◇大学入試まで100日 医学部定員増などで波乱含み

 11月14日に実施される2025学年度の大学修学能力試験(修能、日本の大学入学共通テストに相当)が100日後に迫り、受験生たちは最後の追い込みに入った。今年は入試問題から非常に難易度の高い「キラー問題」が排除されてから2年目を迎えるほか、医学部の定員が27年ぶりに増員されることで浪人生の受験が増える可能性が高いことや、大学入学後に専攻を決める「自律専攻(無専攻)」の募集人数も増え、例年よりも不確定要素の多い入試になるとみられる。

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