社会総合
考えるロボットと質問する人間…韓国初のロボット人工知能科学館に行ってみた
【TV朝鮮】(アンカー)
ソウル市が韓国初となるロボットとAI(人工知能)の科学館のオープンを前に、試験運用を開始しました。その現場をコ・スンヨン記者が訪れました。
(記者リポート)
AIと人間の作曲家がコラボして描いたホログラムに囲まれながら、エスカレーターを上っていくと、大型のロボットが出迎えてくれます。
3次元(3D)の空間に現れる人の顔をしたメタヒューマノイド・マスクボットなのですが、本物の人間のようにコミュニケーションができるのか、私がちょっと会話してみます。
「あなたのMBTI(性格タイプ診断)は何?」
「私はENFP、つまり、はつらつとした運動家タイプです」
韓国で初めてロボットとAIをテーマにしたソウル・ロボット人工知能科学館です。
(キル・ボミン /ソウル市道峰区)
「中国語が話せるかと聞いたら、少し分かると言って『ニーハオ』と話してくれたので不思議でした」
人間に似たヒューマノイドロボット「エリス」は、ゴールを決めてパフォーマンスまでしながらサッカーを楽しみ、人間の表情を認識するロボットアームは、自ら似顔絵も描いてくれます。
犬型ロボット「スポット」は、観客に向かって愛嬌を振りまきながら階段を駆け上がり、工事現場のような産業現場や災害現場で使われるロボット犬は、市民が操作するとジャンプやかけっこをしてくれます。
(キム・イヒョン、キム・アジン /ソウル市道峰区)
「子犬を飼っている立場としてはものすごく不思議な気分でした。/ハートを描いたり軽くジャンプしたり、こういうことをロボットもできるんですね」
ソウル市は先月25日から今月11日まで試験運用を実施し、今月20日にソウル・ロボット人工知能科学館を正式にオープンする予定です。TV朝鮮、コ・スンヨンがお伝えしました。
(2024年8月5日放送 TV朝鮮『ネットワークマガジン』より)