▲29日、記者会見に臨んだ洪明甫(ホン・ミョンボ)サッカー韓国代表チーム監督。写真=NEWSIS

 サッカーの洪明甫(ホン・ミョンボ)新韓国代表チーム監督が29日、選任されてから初めて公式記者会見を開き、「国民の皆様にご心配をおかけしたことをおわびする。責任感の重さを感じつつ、この場に立った。(直前まで監督を務めていたKリーグ)蔚山HD FCのファンの方々、そしてKリーグ・ファンの方々に深くおわび申し上げます」と述べた。そして、「今後はKリーグと共に成長する代表チームを作り、若い有望選手の発掘にも積極的に乗り出す」と代表監督職を受諾した理由を説明した。

 代表チームの運営方法については「『尊重』『対話』『責任と献身』という3つのキーワードが重要だ。今後の代表チームは垂直ではなく水平的にチームを率いていく。誤解の多くはリスク・意思疎通の不在から発生するが、問題が発生したら対話をするだろう」と強調した。 また、自身が追い求めるサッカーのスタイルについては「ボール・ポゼッションでは前進性や果敢さがもっと必要だ。相手を崩すためのボール・ポゼッションにならなければならない。 相手のカウンターにしっかり備え、守る時間は短くしたい」と説明した。

 さらに、「『人脈サッカー』『義理サッカー』とも言われているが、認める。Kリーグの選手たちのことをよく知らなかった。断片的な姿ばかり見て選んでいた。今はKリーグで3年半の間、(監督)生活をしており、主要選手の名前が頭の中にある」と述べた。

ヤン・スンス記者

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