【パリ聯合ニュース】パリ五輪第3日は28日(現地時間)、射撃の女子エアピストル個人で韓国のオ・イェジンが243.2点の五輪決勝新記録を打ち立てて優勝し、金メダルを獲得した。アーチェリー女子団体決勝では韓国がシュートオフの末に中国を5―4で下し、五輪10連覇の偉業を達成した。金メダル二つを追加した韓国は金3個、銀2個、銅1個で5位に浮上した。

 韓国が夏季五輪で獲得した金メダルは99個となり、通算100個まであと1に迫った。

 射撃は前日にパク・ハジュン、クム・ジヒョンのペアが混合エアライフルで銀メダルに輝いたのをはじめ、金1個、銀2個と善戦している。射撃の五輪での優勝は2016年のリオデジャネイロ大会以来8年ぶり。

 05年生まれの新鋭、オ・イェジンは世界ランキング35位で金メダルには届かないだろうとの見方が大勢だったが、初出場の五輪で大仕事を成し遂げた。同種目では韓国のキム・イェジが銀メダルに輝いた。

 一方、競泳男子200メートル自由形準決勝に出場した黄宣優(ファン・ソヌ)とキム・ウミンはいずれも決勝進出を逃した。黄は今年2月にカタールで開かれた世界選手権の同種目で優勝しており、パリ五輪でもメダル獲得が期待されていた。

 メダル候補として期待を集めた柔道男子66キロ級のアン・バウルは、カザフスタンの選手に敗れて準々決勝に進めなかった。

 団体球技では唯一の出場となったハンドボール女子はスロベニアに敗れ、8強入りが危うくなった。

 卓球混合ダブルスのイム・ジョンフン、申裕斌(シン・ユビン)組はルーマニアのペアを4―0で下し、ベスト4入りを果たした。30日(日本時間)に第1シードの王楚欽・孫穎莎組と決勝進出を争う。

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