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金禹旻、自由形400mで「銅」…韓国の競泳で朴泰桓以来12年ぶりメダル パリ五輪
【TV朝鮮】(アンカー)
競泳でもうれしいニュースが届きました。予選を難なく通過した金禹旻(キム・ウミン)選手が男子400メートル自由形で不利な状況を乗り越え、銅メダルを獲得しました。韓国競泳界で12年ぶりの五輪メダルです。パク・ソヨン記者がお伝えします。
(記者リポート)
まさに「第1レーンの奇跡」でした。
予選を7位で通過した金禹旻選手は一番外側の第1レーンに立ちました。
第1レーンと第8レーンは選手たちが作り出す波が外側に広がった後、壁にぶつかって返ってくるため、流れの抵抗が一番激しい所です。
ですが、金禹旻選手は動揺しませんでした。序盤から思い切ってスパートをかけ、350メートルの折り返しまで2位をキープしていました。
ラスト50メートルでオーストラリアのエリジャ・ウィニントンに逆転を許しましたが、予選より3秒速い3分42秒50という記録で銅メダルを手にしました。
競泳韓国代表が五輪メダルを獲得したのは、2012年ロンドン大会の朴泰桓(パク・テファン)選手以来12年ぶりです。
(金禹旻 /競泳韓国代表)
「ラスト50メートルで本当に両手脚が燃え上がるような感じがしましたが、五輪メダルを取るためにはそういうことも耐えて、自分が勝っていかなければならない道なので…端のレーン、悪くないと思いました」
金禹旻選手は「『韓国は第1レーンと第8レーンで強い』と話してくれた代表仲間たちのおかげで、いっそう力が湧いてきました」とも言いました。
金禹旻と黄宣優(ファン・ソンウ、21)=江原道庁=は先ほど出場した200メートル自由形でそろって準決勝に進出しました。TV朝鮮、パク・ソヨンがお伝えしました。
(2024年7月28日放送 TV朝鮮『ニュース7』より)