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韓国与党 23日に代表選=誹謗合戦で投票率は低下
【ソウル聯合ニュース】韓国与党「国民の力」は23日午後、ソウル近郊の国際展示場、KINTEXで次期代表らを選出する党大会を開催する。党大会の選挙管理委員会によると、19~20日にモバイル投票を、21~22日にモバイル投票に参加しなかった党員を対象に音声自動応答システム(ARS)方式で投票を実施した結果、84万1614人のうち40万8272人が参加し、投票率は48.51%となった。
投票率は昨年3月に実施された前回の党大会より6.59ポイント低くなった。選挙運動期間、候補らが誹謗合戦を繰り広げるなど泥沼化し、嫌気が差した党員が選挙に参加しなかった影響とみられる。代表選に出馬した韓東勲(ハン・ドンフン)前非常対策委員長の当選が有力との予測が広がり、党員を投票に向かわせる要因が少なかったとの分析もある。
次期代表は党員投票(80%)と一般国民を対象にした世論調査(20%)結果の合計で選出される。過半数を得る候補がいなかった場合、1位と2位の決選投票を行い、28日に結果が発表される。
代表選には羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)国会議員、元喜龍(ウォン・ヒリョン)前国土交通部長官、尹相現(ユン・サンヒョン)議員、韓氏の4人が出馬した。