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尹大統領が「原発生態系」の強化指示 チェコへの輸出受け=特使派遣も検討
【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は22日の首席秘書官会議で、韓国水力原子力がチェコの原発新規建設事業の優先交渉権を獲得したことについて、関係機関が「原発の生態系」の強化に万全を期すよう指示した。大統領室のチョン・ヘジョン報道官が明らかにした。
尹大統領はチェコへの特使派遣を検討しているという。
大統領室関係者は記者団に対し、「特使派遣の目的は原発輸出の協議」としながらも、特使の人選や派遣の時期などは決まっていないと伝えた。
また、尹大統領は新規原発の建設や次世代原発の開発など原発生態系の回復に注力するよう指示したという。文在寅(ムン・ジェイン)前政権では脱原発政策を進めていた。
韓国水力原子力はチェコが推進している原発2基の建設事業の優先交渉権を得た。総事業費は24億ウォン(約2兆7000億円)に上るとされ、2025年3月までに最終契約を締結する。