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尹大統領夫人の疑惑 「捜査中の事案に関する言及は不適切」=大統領室
【ソウル聯合ニュース】韓国大統領室は21日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領夫人の金建希(キム・ゴンヒ)氏が株価操作疑惑と高級バッグ授受疑惑を巡り、前日に非公開で検察の事情聴取を受けたことについて、金氏が代理人の弁護士を通じて立場を表明する予定だと説明した。
大統領室関係者は同日、記者団からの質問に対し「検察が捜査中の事案について大統領室が直接言及するのは適切ではないと判断している」とし、弁護士が立場を表明することで意見がまとまったと述べた。
金氏は前日午後1時半ごろから約12時間にわたり事情聴取を受けた。輸入車ディーラー「ドイツ・モーターズ」の株価操作事件に関与した疑惑と、尹大統領就任後の2022年9月に牧師のチェ・ジェヨン氏から高級ブランドバッグを受け取った疑惑が持たれている。代理人弁護士は金氏が事情聴取で「事実を供述した」と明らかにした。
国会の国民同意請願のホームページに寄せられた尹大統領の弾劾訴追案の国会提出を求める請願の賛同者が100万人を超えたことを受け、国会法制司法委員会が26日に野党主導で開かれる聴聞会の証人として金氏を呼ぶことを決めたが、同関係者は金氏の聴聞会出席の可否に関する質問への回答として「違法的な事案に対し大統領室は妥協する考えがない」と述べた。