▲写真=UTOIMAGE

 自分のおならを瓶に詰めて販売し、数億ウォン(数千万円)を稼いだとして話題になった米国の女性インフルエンサーが「異常な趣味を持つ上院議員と密会を重ねていた」と主張した。外信などが16日(現地時間)、報じた。

 報道によると、この女性は米国人のステファニー・マットーさん(33)で、マットーさんは最近、自身のTikTokで「『ぞっとするような』上院議員と1年にわたりネット上でデートをしながら交際していた」と主張した。

 マットーさんはこの議員と実際に会ったことはないという。マットーさんは米国のリアリティー番組『90 day フィアンセ』に出演していたが、番組を見た議員がインスタグラムの裏アカウントでマットーさんに連絡してきたという。マットーさんは「私たちの関係は、純粋にバーチャルの世界でだけ成り立っていた」として「会うたびに(私に)お金を払う必要があったのに、彼は休みなく私とバーチャルデートの約束をしていた」と明かした。

 マットーさんはビデオ通話を通じて食事の様子を見せ、その見返りに1万ドル(約156万円)を受け取り、その後も同様のやり取りが何度か繰り返されたという。

 マットーさんは当初、この男性が誰なのか分かっていなかったという。男性が自分の身元を明らかにしなかった上、ビデオ通話の際も男性はマットーさんの映像を一方的に見るだけで自身のカメラはオフにしていたからだ。ところがある日、機器の誤作動で男性のカメラがオンになり、マットーさんは初めて男性の顔を目にした。それでも、男性が上院議員だとは思わなかったという。その後、偶然テレビで男性の姿を見て、男性の正体が分かったとのことだ。

 マットーさんは、この議員が異常な趣味を持っていると明かし「私がタコス(メキシコを代表する料理)を食べている姿を見たいといって、お金を払ったこともあった」と話した。

 しかしマットーさんは議員の信念が受け入れられないと考え、関係を断ち切ることにしたという。マットーさんは「数週間前にバーチャルデートをしていた時、彼は『私の政党の政策に同意するか』と聞いてきた。そして『自分は実際には政治や国民に関心がなく、関心があるのは金と権力だけだ』と打ち明けた」と主張した。

 さらに「私がネットで彼の個人情報を暴露すると言うと、私を脅してきた」として「私の家族には移民者がいて、その移民者を追放すると脅された」と主張した。マットーさんは結局、最後まで議員の名前は明かさなかった。

 マットーさんは以前、ガラス瓶に自分のおならを詰めて1個994ドル(現在のレートで約15万5000円)で販売し、20万ドル以上の収益を上げて話題になっていた。しかし昨年、おならを排出するために体に負担をかけ過ぎたとして販売中止を宣言した。

キム・ガヨン記者

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