▲イラスト=UTOIMAGE

 空港リムジンバスの乗客2人が運転席の背もたれの上に足を載せている様子が、インターネットを通じて拡散されてネットユーザーの怒りを買っている。

 インターネットのコミュニティーサイト「ボベドリーム」には15日「空港リムジン リアルタイム」と題して複数枚の写真が投稿された。仁川空港発着のリムジンバスの内部を撮影したものとみられる。

 写真には、運転手のすぐ後ろの席に座っている乗客が、靴を脱いだ状態で運転席の背もたれの上に両足を載せている様子が映っている。一人は黒い靴下を履いており、もう一人は裸足の状態だ。運転手が後方を確認するためのルームミラーにも2人の足が並んで写っている。運転手は乗客たちのこの様子を認識していたものと推定される。

 投稿者は「鏡を見ると、運転手の頭の上に足が写っているのが分かりますか?」として「満席のリムジンで足を上げて座るなんて、どういう生き方をしてきたんだろう」とつづった。さらに「これが(外国人にとって)初めて目にする韓国のイメージかもしれないのに、後ろに座っている外国人に対して恥ずかしい」「運転手もあきれていると思う」と続けた。

 投稿者は「後で(バスを)降りる時に確認したら、若い男女のカップルだった」「外国人なのか韓国人なのか知らないけれど、東洋人だった」と説明した。その上で「(足を上げるのなら)周りの人に迷惑にならない範囲で少しだけ上げるとか。他人の迷惑を顧みず自分のことしか考えないわがままな人々が消えることを願う」と締めくくった。

 これに対し、ネットでは「ああいう姿勢は逆に疲れると思うけどね」「言葉を失った」「公共の場所では礼儀をわきまえよう」「安全な運行の妨げになる行為をする乗客は下車させるべき」「あの姿勢のまま事故が起きたら大変なことになるぞ」などの反応が見られた。

 今年4月にも、ソウルから東大邱に向かっていた高速バスの運転手が、「高速道路を運行中、前の座席のヘッドレストに足を上げている乗客が気になってしょうがなかった」とネットで打ち明けて論議を呼んでいた。

チェ・ヘスン記者

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