【ソウル聯合ニュース】韓国の国家遺産庁宮陵遺跡本部は、ソウル中心部にある朝鮮王朝時代の宮殿、昌徳宮の「薬房」を今月17日から開放する。開放するのは8月18日までの毎週水~日曜日。

 宮殿の中にあり、内医院または内薬房と呼ばれた薬房は、王室で使われる薬を管理し、医療行政機関である典医監、庶民の治療を担った恵民署とともに朝鮮王朝時代の代表的な医療機関とされる。

 薬房では調剤道具や薬棚などが展示されるほか、熱を下げてのどの渇きを解消するとされる伝統飲料の醍瑚湯などを試飲することができる。

 毎週金・土曜日には薬草を使った香り袋づくり体験が行われる。

 また、外国人観光客のために韓国韓医学研究院から寄贈された多言語の小冊子も準備されている。

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