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大雨で4人死亡・1人行方不明 公共施設391カ所が被害=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国では10日未明にかけて忠清道と全羅道を中心に大雨が降り、午前11時までに4人の死亡が確認されたほか、道路や堤防など公共施設の破損などの被害が相次いだ。
中央災難(災害)安全対策本部によると、今回の集中豪雨で忠清北道沃川郡、忠清南道の論山市と舒川郡、大邱市で計4人が死亡した。
忠清北道永同郡では1人が行方不明になり、捜索が続けられている。
道路、堤防の破損、土砂崩れによる土砂の流出、橋の沈下など公共施設の被害は391件、住宅や車両の浸水、擁壁の破損など私有施設の被害は146件で、2585世帯の3568人が一時避難した。
今回の大雨により船舶や鉄道が一部運休し、航空便6便が欠航した。
全北特別自治道と全羅南道の莞島・巨文島・草島、慶尚北道浦項市などに発令されていた大雨注意報は解除された。
現在、全羅南道南海岸の一部地域では1時間に10ミリ前後の雨が降っており、その他の地域では5ミリ前後の雨が降っている。
中央災難安全対策本部は引き続き気象状況をモニタリングし、さらなる降雨に備えて徹底した安全管理を行う計画だ。