【世宗聯合ニュース】韓国の統計庁が10日に発表した雇用動向によると、6月の失業率は2.9%で前年同月に比べ0.2ポイント悪化した。失業者数は85万7000人で、前年同月比5万人増加した。

 6月の就業者数は2890万7000人で、前年同月比9万6000人増えたものの、増加幅は2カ月連続で10万人を下回った。

 年齢別では60歳以上の就業者が25万8000人、30代が9万1000人、50代が2000人それぞれ増えた。一方、15~29歳は14万9000人、40代は10万6000人減少した。

 産業別では製造業の就業者数が9000人増え、7カ月連続の増加となった。ただ、増加幅は大きく鈍化している。建設業は前年同月から6万6000人減少した。マイナスは2カ月連続。

 15歳以上の就業率は63.5%で、前年同月と同じだった。6月としては統計を取り始めた1982年7月以降で最も高かった。

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