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尹大統領 米インド太平洋軍司令部訪問へ=同盟の結束力誇示
【ホノルル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は10日(現地時間)、米ハワイのインド太平洋軍司令部を訪問し、韓米防衛体制を確認する。
尹大統領は同軍のパパロ司令官から説明を受けた後、司令部の将兵を激励する。
尹大統領は米ワシントンで10~11日に開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席する。ワシントン訪問に先立ち8日にハワイを訪れた。韓国大統領がインド太平洋軍司令部を訪問するのは1995年に当時の金泳三(キム・ヨンサム)大統領が前身の太平洋軍司令部を訪問して以来、29年ぶり。
在韓米軍が所属するインド太平洋軍司令部は、韓米連合防衛を支援する韓米同盟の中心といえる。
北朝鮮とロシアが先月、事実上の軍事同盟の性格を持つ条約を締結し、北朝鮮が相次いでミサイル挑発を行うなか、韓米同盟の結束力を誇示するとみられる。