【ソウル聯合ニュース】トランプ前米大統領の側近として知られ、トランプ陣営のシンクタンク「米国第一政策研究所(AFPI)」の副所長を務めるフレッド・フライツ氏は9日、訪問先の韓国・ソウルで記者団に対し、北朝鮮の核開発に対抗し、独自に核武装すべきだとの声が韓国国内の一部から上がっていることについて、「核不拡散の原則にとって悪い先例を残すことになる。米国の核の傘を強化することがより良い解決策になる」との見解を示した。

 フライツ氏は韓国のシンクタンク・世宗研究所の招きで来韓している。また同氏は在韓米軍の役割の重要性を強調。「米国の一部専門家がなぜ在韓米軍を対中国抑止用と考えているか分からない」と述べ、在韓米軍の存在理由は対北朝鮮抑止のためで縮小や撤退はないとの認識を示した。

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