【ソウル聯合ニュース】韓国の安徳根(アン・ドクグン)産業通商資源部長官は27日(米東部時間)、米ワシントンでレモンド米商務長官と「供給網・産業対話(SCCD)」を開き、サプライチェーン(供給網)の回復や輸出規制などに関する協力の成果を点検した。

 2回目となる同対話は2022年のバイデン米大統領の訪韓を機に設置された先端産業・供給網協力に関する対話の枠組み。昨年4月に第1回が開催された。

 両長官は半導体、先端製造、先端産業と供給網のレジリエンス(回復力)、民生・軍事双方に使える「デュアルユース」技術の輸出規制などに関して協議した。

 輸出規制に関しては両国の中核・新興技術を平和や安全保障を損なう国から保護する必要があるとの認識で一致。供給網の混乱を最小限に抑えながら安保上の脅威に対応するため、デュアルユース技術の輸出規制に関する分科会での協力を続けることを確認した。

 両国の重要鉱物の供給網協力を深めるための議論を続けるほか、デジタル経済分野での協力を拡大することも確認した。

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